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2024年11月21日
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リッジレーサー [SLPS-00001]
2009年07月27日
Ridge Racer [SLPS-00001]
発売日:1994/12/03 (廉価版 1996/07/12)
発売元:ナムコ
ジャンル:レース
メモリーカード:1ブロック
対応周辺機器:ネジコン
【ゲームの概要】
前年に登場したアーケードの同名レースゲームを移植。プレイステーション本体と同時リリースされた1本。
【プレイステーション版の特徴】
・ロード画面で懐かしの 「ギャラクシアン」 が遊べる。クリアすると通常の4車種に加えライバルカーも選択可能に。
・通称 「デビルカー」 と呼ばれる隠し車種の存在。
・最初のロードで全てのデータを読み込むので、起動後に音楽CDと入れ替える事で好きな音楽をBGMにして遊べる。
【シリーズ作品】
リッジレーサー レボリューション [SLPS-00150]
レイジレーサー [SLPS-00600]
R4 リッジレーサー TYPE 4 [SLPS-01800~1]
【感想】
PS本体と同時発売されたソフトです。発売日にPSを買った人の多くは、このソフトが目当てだったのではないでしょうか。
オリジナル版は、アーケードで初となるテクスチャーマッピング (ポリゴンの表面に模様を貼り付ける技術) を採用し、その完成度の高さもあって、普段はゲームを扱わない一般誌やTV番組でも 「最近のTVゲームはスゴイ」 といった形で取り上げられるほど話題になりました。
そんなゲームが移植されるわけですから、そりゃあ期待しました。そして、その期待は裏切られる事は無く、アーケード版と比較しても何ら遜色の無い、期待以上の出来栄えにビックリ! とうとう、このレベルのゲームが家庭用ゲーム機で遊べる時代になったのかと感激した事を今でもハッキリと覚えています。
特に、同年6月にスーパーファミコンで発売されたポリゴンレースゲーム 「ワイルドトラックス」 で落胆を味わっていただけに、その思いは尚更でした(笑)
アーケード版と同様、テクスチャーで飾られたキレイなグラフィック。アクセルのオンオフと、ほんの少しのハンドルさばきでドリフトしてくれる簡単操作。加えて、ドリフト状態でハンドルを一方向に切ったままにしておけば、一回転しながらコーナーを走り抜けるという、実車ではあり得ない挙動!(笑)
何もかもが面白く、当然のように狂ったようにプレイしました。
アーケード版は1度しかプレイした事がありませんでしたが、元々レースゲームは得意だった事もあって買って数日で 「デビルカー」 を入手。
ボンネットに描かれた悪魔の絵が、この前年に世界2輪ロードレース選手権 (現MotoGP) の250ccクラスでチャンピオンを取った原田哲也選手のトレードマークに似ていた事もあって、何となくワクワクしながら使ってみるも、あまりの扱いづらさにメインマシンとしての使用を断念。
引き続き、最高速重視の青い車でタイムアタックに臨んだのですが……どうもCDの読み込みがおかしい。
最初は気持ち音が途切れる程度だったのが、どんどん酷くなり、やがて起動にも支障が出始めたので、発売日に入手して僅か一週間で修理行きに…。
数日後に修理から戻ってきましたが、完全には直っていなかったのも今ではいい思い出です(笑)
再びタイムアタックを始めると、ドリフト後、お釣りをもらわずピタッと挙動を収めると一瞬加速状態になることを発見し、コーナーでも直線でも 「ちょいドリから加速」 を使いまくってタイムを縮める事 (マリオカートDSの連続ミニターボのようなものと思えば分かりやすいかと) に夢中になったりしました。
が、次第に、同じく本体と同時発売された一本 「A.Ⅳ.Evolution A列車で行こう4」 をプレイする時間が多くなり、結局このレベル (動画参照) に達する事はないままフェードアウトしました。
とまぁ、当時を思い出して書いてみましたが、今回改めてプレイしてみたら、「あれ?こんなにショボかったっけ?」 というのが正直な感想です。
あれだけ感動したグラフィックも、改めて見るとそうでもないですし、アーケード版ともかなりの差があった事に気付きました。面白く思えたドリフトも今では違和感しか感じません。
当時、実車でドリドリしていた弟が、「このゲームのドリフトは変だ。例えて言うなら前輪には強力なグリップのタイヤを履かせているのに、後輪にはツルツルになったボウズタイヤを履かせている感じ。そのくせアクセルをオンオフしない限りグリップが破綻する事は無いし、こんな車はあり得ない」 という感想を述べていましたが、その気持ちも今なら良く分かります。
まぁ、リッジシリーズもPS版三作目 「レイジレーサー」 以降は徐々にリアル路線に転向しましたし、その後、リアル志向レースゲームの極めつけ 「グランツーリスモ」 も登場しましたからね。
一度そちらに慣れてしまうと、「ゲームなんだし、たとえ実車と違っても面白ければいいじゃない」 という気持ちには戻れないのかもしれません。
結論:やらなきゃよかった
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