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2024年12月04日
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カルネージハート [SLPS-00151]
2009年08月13日
Carnage Heart [SLPS-00151]
発売日:1995/12/08 (廉価版 2000/01/06 再廉価版 2003/04/24)
発売元:アートディンク (再廉価版はサクセス)
ジャンル:ロボット製作&戦略シミュレーション
メモリーカード:5ブロック
【ゲームの概要】
オーバーキルエンジン (以下OKE) と呼ばれる自律型ロボットを戦わせる、ステージクリア型の戦略シミュレーションです。単純に戦略シミュレーションゲームとして見た場合はさほど特徴は無く、ストーリー性もほぼ皆無。そんな本作の最大の特徴は、OKEの行動プログラムの作成と機体のカスタマイズにあります。プログラムと言っても専門的な知識は必要無く、CPU内に予め用意された行動チップを並べ、各チップに分岐条件を与えて行動パターンのフローチャートを作るだけという簡単なものです。
製作したロボット同士を戦わせる対戦モードもあります。
【シリーズ作品】
カルネージハートEZ [SLPS-00919]
ゼウス カルネージハート セカンド [SLPS-01666]
ゼウスII カルネージハート [SLPS-02318]
【感想】
PS初期に発売された一本で、それまでとはちょっと毛色の違うゲームを探していたオイラは発売日に速攻で買いました。
概要にはプログラムは簡単と書きましたが、それはあくまで実際のプログラムに比べてという話で、ゲームとしてはかなり敷居が高い部類です。間違いなくマニア向けの内容です。オイラは漫画家の柴田亜美さんと同様、基本的に説明書は読まないで遊ぶ人間(笑)なのですが、流石にそういう訳にはいきませんでした。で、仕方なく説明書を読んだわけですが、それでも敷居は高く、攻略本を買うまでの数ヶ月は半ば放り出したくらいです(笑)
ですが、そこを乗り越え、自らが設計・製作したロボットが意図した通りに動き、相手を打ち破った時の気持ち良さは、他のゲームでは味わえないものでした。
ただ、今思い出すと、最初は難しく考えすぎていた気もします。基本は 「レーダーで探索し、それに応じて行動をとらせる」 と、一言で言い表せるほど簡単なものなのですが、最初からあれこれやろうとして、基本を理解するのに時間がかかっちゃったなぁという印象ですね。まぁ、そこから先が果てしなく奥深いんですが。
ロボットのカスタマイズが出来て、製作したロボット同士で対戦も出来るシミュレーションという事で、「フロントミッション」 のようなゲームを想像している人もいるようですが、あちらは 「プログラム」 の概念が無く、最強の機体を目指せば結果的に似たような装備に辿り着くのに対し、本作では 「最強」 とか 「万能」 の概念は無いと言って良いでしょう。
例えば、大会で優勝したような機体 (チーム) が相手でも、相手が苦手とする武装を選択し、相手の隙を付くようなプログラムを組めば案外あっさりと勝ててしまいます。じゃあ、そうして出来上がったチームが強いかと言えば、それまで楽勝していた別のチームにもあっさり負けたりします。
プログラム部分の敷居の高さを乗り越えた先にある、そうした 「三すくみ」 のバランスを楽しめるかどうか。ここも好き嫌いが分かれる部分だと思います。
何が何でも 「最強」 じゃないと気がすまない人は手を出さない方がいいかと(笑)
なお、本作は公式攻略本が2冊刊行され、そのうちの1冊 「カルネージハート 戦略ファイルII 最強兵器バトル編」 には付録CD-ROM (SLPM-80015) が付いてきます。このCD-ROMにはアートディンク開発陣が作った機体や、ゲーム本編には登場しない機体が収録されています。また、それらの機体データをメモリーカードにダウンロードし本編に流用する事もできます。プログラムのコツを覚え始めた頃に非常に役立つ一冊ですので、遊び尽くしたい人は手に入れる事をお勧めします。
PS初期に発売された一本で、それまでとはちょっと毛色の違うゲームを探していたオイラは発売日に速攻で買いました。
概要にはプログラムは簡単と書きましたが、それはあくまで実際のプログラムに比べてという話で、ゲームとしてはかなり敷居が高い部類です。間違いなくマニア向けの内容です。オイラは漫画家の柴田亜美さんと同様、基本的に説明書は読まないで遊ぶ人間(笑)なのですが、流石にそういう訳にはいきませんでした。で、仕方なく説明書を読んだわけですが、それでも敷居は高く、攻略本を買うまでの数ヶ月は半ば放り出したくらいです(笑)
ですが、そこを乗り越え、自らが設計・製作したロボットが意図した通りに動き、相手を打ち破った時の気持ち良さは、他のゲームでは味わえないものでした。
ただ、今思い出すと、最初は難しく考えすぎていた気もします。基本は 「レーダーで探索し、それに応じて行動をとらせる」 と、一言で言い表せるほど簡単なものなのですが、最初からあれこれやろうとして、基本を理解するのに時間がかかっちゃったなぁという印象ですね。まぁ、そこから先が果てしなく奥深いんですが。
ロボットのカスタマイズが出来て、製作したロボット同士で対戦も出来るシミュレーションという事で、「フロントミッション」 のようなゲームを想像している人もいるようですが、あちらは 「プログラム」 の概念が無く、最強の機体を目指せば結果的に似たような装備に辿り着くのに対し、本作では 「最強」 とか 「万能」 の概念は無いと言って良いでしょう。
例えば、大会で優勝したような機体 (チーム) が相手でも、相手が苦手とする武装を選択し、相手の隙を付くようなプログラムを組めば案外あっさりと勝ててしまいます。じゃあ、そうして出来上がったチームが強いかと言えば、それまで楽勝していた別のチームにもあっさり負けたりします。
プログラム部分の敷居の高さを乗り越えた先にある、そうした 「三すくみ」 のバランスを楽しめるかどうか。ここも好き嫌いが分かれる部分だと思います。
何が何でも 「最強」 じゃないと気がすまない人は手を出さない方がいいかと(笑)
なお、本作は公式攻略本が2冊刊行され、そのうちの1冊 「カルネージハート 戦略ファイルII 最強兵器バトル編」 には付録CD-ROM (SLPM-80015) が付いてきます。このCD-ROMにはアートディンク開発陣が作った機体や、ゲーム本編には登場しない機体が収録されています。また、それらの機体データをメモリーカードにダウンロードし本編に流用する事もできます。プログラムのコツを覚え始めた頃に非常に役立つ一冊ですので、遊び尽くしたい人は手に入れる事をお勧めします。
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