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2024年12月04日
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ファイナルファンタジーVIII [SLPS-01880~3]
2009年08月23日
Final Fantasy VIII [SLPS-01880~3]
発売日:1998/02/26 (廉価版 2006/07/20)
発売元:スクウェア (廉価版はスクウェア・エニックス)
ジャンル:RPG
メモリーカード:1ブロック (最大15ブロック)
対応周辺機器:アナログコントローラー、ポケットステーション (7ブロック)
備考:ゲームアーカイブスで配信済み
【ゲームの概要】
大人気RPGのシリーズ8作目。「SeeD」 と呼ばれる傭兵を育成する学園を舞台にした、恋愛あり、友情ありの青春ものファイナルファンタジーです(笑)。
今回は、敵や魔力溜まりから魔法を吸い取って手に入れるドローと、吸い取った魔法を装備するジャンクションがシステムの目玉。ジャンクションを使う事でレベルを上げなくてもキャラクターを強化できるので、1つもレベルアップせずにゲームをクリアする事が可能となっています。
また、敵キャラにもレベルの概念があり、自キャラクターのレベルに応じて敵キャラのレベルも上がり強くなるシステムが採用されているのも本作の大きな特徴です。
本作はシリーズ最高の出荷数を誇ると共に、全プレイステーションソフト中でも最高の出荷数 (廉価版は含まない) を記録しましたが、実売数では前作 「VII」 や 「ドラクエVII」 には及ばなかったようです。
【シリーズ作品】
ファイナルファンタジーVII [SLPS-00700~2]
ファイナルファンタジーVII インターナショナル [SLPS-01057~60]
ファイナルファンタジーIX [SLPS-02000~3]
ファイナルファンタジー [SLPS-03430]
ファイナルファンタジーII [SLPS-03502]
ファイナルファンタジーIV [SLPM-86028]
ファイナルファンタジーV [SLPM-86189]
ファイナルファンタジーVI [SLPM-86189]
【関連作品】
ファイナルファンタジータクティクス [SLPS-00770]
チョコボの不思議なダンジョン [SLPS-1234~5]
チョコボの不思議なダンジョン2 [SLPS-01771~2]
チョコボレーシング [SLPS-01951]
チョコボスタリオン [SLPS-02520]
【感想】
世間ではあまり評価が高くない…どころかシリーズ中で最低と評価される事も多い本作ですが、オイラはシリーズ中で1・2を争うくらい好きな作品です。実機で3度、エミュレータで1度クリアしました。
概要に書いた通り、本作ではこちらの強さに応じて敵キャラも強くなるため、いかにレベルを上げずにプレイするかという、これまでのシリーズ作品とは正反対の遊び方が求められます。FFシリーズに限らず、他のゲームにおいても低レベルクリアという遊び方をした事が無かったオイラには、これはとても新鮮でした。
グラフィックは前作から更に進化し、前作 「VII」 のように、移動・戦闘・ムービーの各シーンでキャラクターの頭身がバラバラという事もありません。
他にも、個性際立つサブキャラクター、程よく作り込まれた世界、過去と現在が複雑に絡み合ったストーリーなどなど、本当に良く出来たゲームだと思います。個人的には学園ものという設定も大好きです(笑)
ただ、不評の理由も良く分かります。
経験値を稼がないようにするため 「カード」「石化」「たべる」 等で止めを刺し、モンスター相手に粘りに粘ってドローを繰り返して魔法を手に入れなければならないシステムは、ストーリーを楽しみたい派の人には面倒なだけでしょう。
また、各パラメータにジャンクションした魔法を使ってしまうと、それに応じてパラメータがダウンしてしまう (ジャンクションする各魔法は、その数が多い程ボーナス値が増える) ため、魔法を使いたいけれど使えないというジレンマもあります。
かといって、これまで同様に普通にレベルを上げて遊べば、レベルを上げる程むしろ辛くなっていきます。
実際、オイラも普通にレベルを上げながら1度クリアしましたが、レベルを上げない方は良くバランスが取られている (ただし手間がかかる) のに対し、こちらはお世辞にもバランスが良いとは言えず、相当辛かった事を記憶しています。
ここに疑問を抱き、途中で放り出した人が多かった事は容易に想像できます。レベルを99まで上げた場合、一部のモンスターはラスボスより強くなっちゃいますしね(笑)
オイラは 「レベルを上げない」 という作業を楽しめて、かつ基本的に魔法はあまり使わない人間なので本作には大満足でしたが、冷静に見れば決して万人向けとは言えないゲームです。
まぁでも、1つくらい、そういうファイナルファンタジーがあってもイイんじゃないでしょうか。
【備考】
本作はシリーズ中で唯一、ポケットステーションに対応しています。
長い間ポケステに対応したエミュレータはありませんでしたが、昨年リリースされた 「XEBRA/ARBEX」 でついにポケステに対応し、それに先行する形でポケステのエミュレータ 「pk」 もリリースされました。これにより、やっとエミュレータ上でも 「おでかけチョコボ」 をダウンロードし遊べるようになりました (作者さんに感謝!)。
09/09/09版の 「XEBRA/ARBEX」 & 「pk201」 でポケステとの連動が可能となり、ポケステの起動・データの読み込みが出来るようになりました (動作確認はコチラの記事で)。
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