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2024年05月17日
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厄 ~友情談疑~ [SLPS-00152]

2009年08月26日
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厄 ~友情談疑~ [SLPS-00152]

Yaku - Yuujou Dangi [SLPS-00152]
発売日:1996/01/13
発売元:アイディアファクトリー
開発元:アクシズアートアミューズ
ジャンル:アドベンチャー
メモリーカード:0ブロック (パスワードコンティニュー)
備考:ゲームアーカイブスで配信済み


【ゲームの概要】
小学校時代に埋めたタイムカプセルを掘り出しに集まった深夜の学校を舞台に、5人の男女が遭遇した恐怖を描くホラー風味のアドベンチャーゲームです。独特と表現しても足りないくらい個性たっぷりな絵柄と、途中で他のキャラクターに視点を変更できる 「ザッピングシステム」 が特徴です。
最初はプレイヤーが自由に名前を付けられる主人公と、ヒロイン的立場の 「かんな」 の2人のみ選択可能ですが、一度クリアした2週目以降は、5人全員の視点でプレイ可能となります。選択肢によりストーリーが変わり、50以上のエンディングが用意されています。


【シリーズ作品】
厄痛 ~呪いのゲーム~ [SLPS-00689]

【感想】
これもほぼリアルタイムで買いました。気持ち悪さ全開なパッケージが目に入り、つい手に取っちゃったんだよねぇ。
で、プレイしたみた所、想像以上の気持ち悪さ。絵柄の気持ち悪さはすぐに慣れちゃったんですが、問題はストーリー。ザッピングシステムにより、主人公以外の気持ちや考えも分かっちゃうわけですが、知れば知るほど周りの連中が嫌いになるという、ある意味よく練られた内容です(笑)

一時期テレビを中心に話題となったザッピングですが、これをアドベンチャーゲームに応用しようというのは、当時誰でも思い付いたと思うのです。ですが、実はそうしたゲームは案外多くありません。特に5人もの登場人物にザッピング可能なゲームは、家庭用機では本作が唯一じゃないでしょうか?
流石は、浮かんだアイデアをそのままゲームに昇華してしまう事を得意とするアイディアファクトリーです。

ただ、惜しむらくはテンポの悪さ。ポンッポンッポンッと見せてくれれば、もっと笑いが取れる怖さが出るシーンも、間の悪さが全て台無しにしています。
演出面では笑わせて、内容で気持ち悪がらせてやろう、と考えてこうしたのであれば天才としか言いようがありませんが、まぁそんな事は無いでしょうね(笑)


【余談】
またザッピングドラマやってくれないかなぁ。片やシリアス展開、片やコメディ展開で。
三谷幸喜さんあたりなら、そういう神シナリオを難無く書けそうな気がするんだけど。
今なら、ネットで実況しながら見るという楽しみ方もあるし、レコーダーで2番組録画も出来るし、当時より数倍面白くなりそうな気がするんだけど。
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